おたく、アイドル短歌を詠んでみた
突然ですが、ピンチです。
自分の見た世界を文字で綴ることでかろうじて生きてきたおたく、ピンチです。
ここ最近、というかずっと、こしおかくんのことが好きだという感情を、上手く言葉にできずにいました。結構深刻な問題だよね、言葉にできないって。(誰)
ということで。タイトルの通り、
#アイドル短歌
詠んでみたいと思います。ドドン
きっかけは、Twitterで見かけた「#アイドル短歌」というハッシュタグ。語彙力の高いお友達やセンス抜群の方のツイートを見て、わたしも考えてみたのがコレ。
桃栗三年 柿八年
マジで恋する 5秒前
…………。
まあ深い意味はないというか、まず音の数が少ない(笑)「桃栗柿は育つのにこんなにたくさんの時間がかかるのに、わたしは5秒で恋をしたよ」というだけの話なんだけど。
センスが無さすぎるな!!!!
なんだか真面目に考えれば考えるほど綺麗事に聞こえちゃって(笑)こんなのもある
お金持ち 長身イケメン しょくぱんまん
まあとりあえず 抱いてくれ
ごめんてごめんて(笑)それくらい深刻なの(笑)
でも、これは大真面目にこしおかくんのことを考えるいい機会なのでは…?照れは捨てて、ちょっと本気で自分の気持ちと向き合ってみようと思った。
そして、できたのがコレ。
朧げな あなたの瞳 胸に秘め
見上げる月は 今日も綺麗か
そして、フォロワーさんのマシュマロに、真面目な短歌を放り込んだ図。↓
自分で解説するものではないと思うけど、この際なのでさせてください(?)では、いってみましょう〜〜!
①なぜ「月」か
まずは単純に、こしおかくんのイメージ。優しく包み込んでくれるような、穏やかでどこか不思議な雰囲気。
そして!今絶賛公演中の「SHOW BOY」!なんとこしおかくんは!〇〇〇に乗ります!(ふせったーじゃない)(ネタバレごめん)
そしてそして!博品館劇場の記録を塗り替えたことで有名な「放課後の厨房男子」では、月島颯太役!
というように、何かと「月」に縁があるんだなあと!気づきまして!それなら「月」に関連して考えてみようと即決。
そして、月にもいろんな種類があることを思い出し、ググる。月は寂しさや恋と一緒に描写されるそう。その中で見つけた「朧月」は春の季語らしく、「霧や靄などに包まれて、霞んで見える月」のこと。わたしにピッタリやん。でもそのまま「朧月」を使うよりも、浮かび上がるイメージが欲しかったので、「朧げな」と「月」に分けました。(?)
そして、朧月と同時に「朧月夜」という言葉にも辿り着く。「朧月が出ている夜」のことをいいます。マシュマロでチラッと触れた「源氏物語」、「朧月夜」という女性が出てくるのだけれども、これは報われない恋なのかなあと(重い)。
②なぜ、春の季語なのか
どうして春の季語である「朧月」を選んだのかというと、忘れもしない2018年のEndless SHOCK。あれは3月のことでした。防振越しにこしおかくんと目が合った気がして、たぶんあの時から恋は始まってた。(ここでLove so sweetを流す)
ということで、裏テーマはSHOCK。防振越しに合った「朧げ」なこしおかくんの「瞳」が忘れられず、恋に落ちる春。そしてそれを「胸に秘め」る春。(重い)ちなみに夜公演だったから、月も出てたかなあ、なんて。
③「月が綺麗ですね。」
これは有名ですね。夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね。」と訳したとかいう、ロマンチックな逸話。
もちろん「好き」という気持ちも込めていますが、ポイントは文末の「か」。調べてみると、終助詞の「か」には、疑問・感嘆・反語の意味があるそう。「綺麗だなあ」という気持ちの他に、「綺麗だろうか」という、月がよく見えず不安になっているような、ちょっぴり苦い気持ちも含められたらなと。
この恋心は 胸に秘めて、
今日もあなたのことが好きです。
end.